📜

【8/22】SSO証明書の有効期限について、ご注意下さい

SSO証明書の有効期限とは

SSO証明書には有効期限が存在します。 SSOの仕組みは、IdPがユーザー情報を暗号化・署名してサービスポイント(=SP。ここではMetaLifeがSPにあたります。)に送ります。
SP側はその署名が正しいかを確認するために、IdPから提供された「公開鍵(証明書)」を使用します。
その証明書の有効期限が切れると、署名の検証ができなくなるため、ユーザーはSSOでのログインができなくなります。
SSOログインをご利用いただいているお客様は以前MetaLifeの担当者に提出いただいたSSO証明書の有効期限に問題がないか、ご把握のほどよろしくお願いいたします。

主なIDPにおける有効期限の目安

主要なIdPでは、証明書の作成時にデフォルトで設定される期間が異なります。
  • Microsoft Entra ID (旧Azure AD):3年間
  • Okta:10年間
  • Google Workspace:5年間

所持しているSSO証明書の有効期限の確認方法

ご利用しているIdPの管理画面から確認するのが最も確実です。

Microsoft Entra ID (Azure AD)の場合

Azureポータルで [Microsoft Entra ID] > [エンタープライズ アプリケーション] を開く。
対象のアプリケーションを選択。
左メニューの [シングル サインオン]をクリック。
「SAML 証明書」のセクションに、有効期限が表示されています。

Okta の場合

Okta Admin Consoleで [Applications] > [Applications] を開く。
対象のアプリを選択し、[Sign On]タブをクリック。
「SAML Signing Certificates」セクションを確認すると、現在使用中の証明書と期限が表示されます。

Google Workspace の場合

管理コンソールから [セキュリティ] > [認証] > [SAML アプリの SSO] を開く。
「証明書」セクションに、現在有効な証明書の一覧と有効期限が表示されます。

メタデータ・ファイルから直接確認する場合(Windowsのみ)

メタデータ(XML)をテキストエディタで開き、<X509Certificate> と </X509Certificate> の間に挟まれた長い文字列をコピーします。
デスクトップなどで右クリックし、新規作成 > テキストドキュメント でファイルを作成します。
ファイルの先頭と末尾に以下の行を追加して保存します(拡張子は .cer に変更)。
保存した .cer ファイルをダブルクリック します。
Windows標準の証明書ビューアーが開き、「有効期間」を確認できます。
 
💡
SSOログインについては「シングルサインオン(SSO)でサインインしたい」をご覧ください